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書くこと。

感じたこと、学んだことを書いていきます。

why slavery? BSドキュメンタリーで学んだ世界の現実

 

 

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最近BSでドキュメンタリー 「why slavery」という番組が放送されていました。

 

詳しくはこちら

BS世界のドキュメンタリー(ドキュメンタリー/教養)の放送内容一覧 | ザテレビジョン(0000946476)

 

6回に渡って放送されたこの番組。

内容はこちら。

1.メイド地獄

2.児童売買の闇を追う

3.性奴隷だったヤジディの私

4.北朝鮮 外貨獲得部隊

5.アメリカ 刑務所産業

6.とらわれの日々からの脱出

 

想像通りの残酷さです。

あまりこういうことを知りたくない人には無理強いはしません。しかし、今この世界でこういうことが実際起こっているということに少しでも関心を持って欲しいと思いました。

 

残酷な描写もあるかもしれませんが感想を書いていきます。

 

 

 

1.メイド地獄

メイドとして他国で働いていた女性が全身やけどを負い、国に帰されるも命を落としてしまいます。

そういう女性を支援する団体の方が語った言葉が頭を離れません…

「これは試練です。あなたは必ず勝利します。悪魔は嘘つきよ。きっとこの状況を乗り越えられる」

 

生前彼女は事件について、いつのまにか体に火がついて最後は誰かに蹴られた気がすると語っていました。彼女がメイドとして働いた家の住民は何も罪に問われず、お金も支払われませんでした。

メイドとして働いたものの、自殺する率はとても高いという。それほどまでにキツい仕事をさせられているのです。

お金をくれるというから働いたのに実際支払われたお金はほぼないと語る女性が多くインタビューに応じていました。

もはや奴隷です。

 

話は変わりますが1つ、驚いたことがあります。

ガーナ人やケニア人の女性が流暢に英語を話していたのです。日本人でさえ話せる人が少ないのにもかかわらず、彼女たちは立派に話していました。それなのにこんなメイドとかの仕事しかないのかと、本当に悲しくなりました。

 

 

2.児童売買の闇を追う

「親戚が勝手に子供を売っていた」と語る親の多さに驚きました。そんな劣悪な環境が今この世に存在しているのです。すべてはお金のためです。売られた子供は何をしているのかもどこにいるのかも分かりません。警察は動かないし、探すにしても写真さえないのです。誰も探すことができません。

 

 

3.性奴隷だったヤジディの私

ISの影響を受けた女性たちの話。ヤジディ教徒という存在さえ知らなかったのですが、ヤジディ教徒の男性は殺され、女性はレイプされました。ISが彼らの心と街を壊したのです。

彼女らが涙ながらに語る真実に胸が痛くなる一方でした。

しかし、ドイツが手を差し伸べたことにより、彼女らの多くがドイツで暮らすことができています。ドイツ語を学び、新しい生活を送っています。彼女らの傷が癒えたとは思えませんが、少しでも前を向くことができているのならとても嬉しいことです。

 

 

4.北朝鮮 外貨獲得部隊

北朝鮮の労働者がロシア、中国をはじめ、ポーランドで働いています。彼らの休みは月に一度だけ。1日に12時間働く。常時監視下に置かれ、稼いだお金は国に渡り、手元に残るお金はほんの少しだといいます。

「こんなに働く労働者はいない、ポーランド人は普通に定時で帰るのに彼らはまだまだ働く」と語るポーランドの経営者の笑顔が皮肉にも見えました。

 

 

5.アメリカ 刑務所産業

「刑務所に一度入ってしまったら終わりだ」そう語るのは黒人たちでした。

一度目をつけられたら何度も引きずり込まれる仕組みが出来上がっていたのです。安く、もしくはタダで働かせることができる受刑者を使い、作られていたのはアメリカ中で使われている道路の標識でした。そのほかにも様々な用途で受刑者たちは働かされていました。

 

終身刑になった若い黒人男性たちが話し合うシーンがあります。

彼らを支える教育があれば、彼らを応援する国があれば、と思わずにはいられませんでした。

アメリカは、「黒人差別は終わらない」と語る彼らの心を曇らせ続けるのでしょうか…

 

 

6.とらわれの日々からの脱出

この回だけが光を感じることができました。

20年以上もとらわれの家政婦として働かされてきた女性が主人公。

彼女は勝手に外出することも許されず、近所の工場で働いた賃金もすべて家主に渡さなければなりませんでした。

もう耐えられないと、少しのお金を握りしめ、夜の電車に飛び乗る彼女。

娘に会いに行き、娘と暮らすようになる。

いつもしていなかった化粧もするようになる。

彼女は美しくなっていきます。

 

 

彼女が語る言葉の重み、ユーモアが大好きでした。

「自分が見つけたものは自分のものにしなくちゃ」

 

「暴力からは走って逃げるべき、それか今みたいにタクシーでハンサムな運転手さんに乗せてもらってね」

 

男性関係で悩む娘に対し、

「男に利用されちゃだめよ」

『じゃあどうすればいいの』

「逆に利用するの」

 

彼女は語りました。

「私の現状を知ってほしい。こんな人がいるということを知ってほしいから、この撮影を受け入れたの」

 

 

まとめ

日本はこんなに平和でいいのかと思うほど世界は荒れています。

こんな話、昔のことだと思っていましたがそんなことはないようです。日本でもこんなことが起きている可能性もなくはないでしょう。

知らないってこわい。

そう思いました。

 

残酷な話ですが、目を背けず知っておきたかった。

製作してくださった方々に感謝を述べたいと思います。